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60年代洋楽ヒットランキング

1963年6月15日、アメリカ、そして日本の音楽史上に金字塔が打ち立てられた。坂本九の歌う『SUKIYAKI』が、日本語曲として初めてビルボードヒットチャート(HOT 100) の第1位に躍り出たのだ。『SUKIYAKI』は3週間にわたり1位を保ち、この年の年間チャートでも13位にランクされている。

『SUKIYAKI』、つまり『上を向いて歩こう』は、上を向いて歩こう 2000 日本で1961年10月に発売されるや、たちまち爆発的なヒットとなった。

翌1962年、イギリスのレコード会社社長だったルイス・ベンジャミンが日本を訪れた際、この曲を耳にしてその軽快なリズムとメロディーをすっかり気に入り、当時イギリスで人気のトラッド・ジャズグループ、ケニー・ボールとそのバンドに演奏させ、本国でインストゥルメンタルとして発売しようと目論む。

ベンジャミンは、「UE WO MUITE ARUKOU」という原題の響きはイギリス人には難解だと考え、たまたま彼が滞日中に覚えた日本語「スキヤキ」をこの曲のタイトルにあてることにした。何とも安直で短絡きわまりない命名だが、日本文化の象徴が「フジヤマ、ハラキリ、ゲイシャ」と捉えられていた時代、日本(人)と外国(人)との距離をあらためて感じさせるエピソードである。

ケニー・ボール楽団によって装いを変えた『SUKIYAKI』は、アメリカにおいても少しずつヒットチャートを昇り始めるが、それにつれ、米ラジオ局のディスクジョッキーたちが原曲の『上を向いて歩こう』を流し出す。坂本九の歌声と独特の節回しはアメリカ人にも受け入れられ、程なく、キャピタル・レコードが「SUKIYAKI」のタイトルのまま、オリジナル日本語曲をリリースしたのだった。

以来現在に至るまで、『SUKIYAKI』はアレンジを加えられながら、繰り返し世界中で歌い継がれている。81年には、アメリカのソウル・グループ テイスト・オブ・ハニーが英詞版を出し、スリック・リックは85年に、『ラディダディ』の中でヒップ・ホップ調に変えて歌ったりした。

Posted: 5 February 2011

References: Longbored Surfer
Kyu Sakamoto tops the charts with "Sukiyaki"

 

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