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50年代洋楽ヒットランキング

第2次大戦での勝利を経て、世界一の軍事大国となった50年代アメリカは、好景気を人々が享受する一方、公民権運動の勃興や赤狩りの席巻等、保守と改革の対立が先鋭化していた。音楽シーンでは、50年代半ば、柔らかなポップス全盛の時代に、黒人のリズムアンドブルースの響きをエルヴィス・プレスリーが持ち込み、ロックン・ロールブームが到来する。

当時人気のバラエティー番組『エド・サリヴァン・ショー』のホスト、エド・サリヴァンは、当初エルヴィスの過激で官能的な腰振りアクションを嫌って、同番組への出演を拒んでいたが、同じ日曜8時のライバル番組『スティーブ・アレン・ショー』にエルヴィスが出演するや、自分の番組の2倍の視聴者を獲得したことから、それまでの頑なな姿勢を改め、エルヴィスのマネジャーと交渉し、総額5万ドルを支払ってサリヴァン・ショーへ3度の出演契約を結んだ。

1956年9月9日夜8時、エルヴィスは初めて『エド・サリヴァン・ショー』に出演した。サリヴァン自身は自動車事故による怪我で入院しており、替わってオスカー俳優チャールズ・ロートンが司会を務めた。エルヴィスは、当時、映画「ラヴ・ミー・テンダー」の撮影でロサンゼルスに滞在しており、ニューヨークのスタジオからハリウッドのスタジオに中継を切り替えての登場だった。

エルヴィスはギターを抱え、格子縞のジャケットを着て現れ、「私の人生でもっとも名誉なことです」と述べながら、「ドント・ビー・クルーエル」「ラヴ・ミー・テンダー」を歌った。このとき、カメラはエルヴィスのもっぱら上半身しか映し出さなかった。しかし、その夜の2度目の中継では、カメラは引かれてエルヴィスの全身の動きがオンエアーされた。以後、10月28日、翌年1月6日と、エルヴィスのサリヴァン・ショーへの出演が続いた。

エルヴィスの『エド・サリヴァン・ショー』への出演は大成功に終わり、全米の老若男女がエルヴィスのパフォーマンスを目にし、以後エルヴィスは一躍スターダムを駆け上っていく。

Posted: 10 July 2011

References: Longbored Surfer
1956 - Elvis Gyrates on Ed Sullivan's Show

 

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